ごあんない

特定非営利活動法人 高松 Recovery & Hope は、地域にACT(Assertive Community Treatment; 包括型生活支援)チームを作るために設立されました。

現在、当事者、家族、大学教員、看護師、福祉施設職員、精神保健福祉士、会社員等が集まっており、コミュニティに立脚したメンタルヘルスの在り方を考えています。

当事者の方の意思・希望、人権や生活を考えた精神保健福祉の在り方について、啓発事業講演事業をおこないます。

また、常に精神保健に関する新しいエビデンスや情報を入手し、会員相互で共有します。

設立趣旨書

私たちの住んでいる高松市には、多くのメンタルヘルスユーザーの方が在宅であるいは病院で生活をされています。病気や入院によって自由を奪わたり、人としての尊厳を脅かされることは誰しも望むことではありません。病気や障害はその人自身ではなく、その人の一部にしかすぎません。私たち人間は弱く、すぐに偏見を持ってしまいがちですが、病気や障害のあるなしに関わらず、私たち市民一人ひとりは平等に自由と福祉を享受できることを望んでいます。

メンタルヘルスユーザーの方たちの多くは、社会の不整備により自分らしさを取り戻す機会を失っています。同じ高松市民として私たちは、このNPO法人を設立することにより、生活モデルの具体化また保健医療福祉サービスの主体は利用者にあることを実践していきたいと思います。そして、ピアサポートを含む包括的な地域生活支援を行うチームを設立・運営し、支援者としてメンタルヘルスユーザーの方のリカバリーの過程を共に歩む存在になること決意します。

設立申請に至るまでの経過

設立代表者が、それまでの職務経歴とかがわメンタルヘルス研究会や特定非営利活動法人むつみ会との交流の中で、精神障がい者に対する地域での包括的な生活支援の必要性を強く感じ、賛同者と共に設立に至りました。

私たちの理念

  • 人間としての権利と平等と自由を守る
  • 共に悩み共に生きる
平成26年5月11日

特定非営利活動法人 高松 Recovery & Hope
香川県高松市屋島西町2479番地21
コンドミニアム屋島301号
代表理事 齋藤 工

組織概要

名称
高松(たかまつ) Recovery(リカバリー) &(アンド) Hope(ホープ)
ウェブ
🌐 act-rh.net
電子メール
📧 hillman@tea.ocn.ne.jp
電話
☎️ 070-5680-0916
ファクシミリ
📠 050-3737-7151
業務時間
⏰ 午前9時〜午後5時 (土日祝やすみ)
事務局
〠 761-0113香川県高松市屋島西町2479番地21
代表役員
齋藤 工(さいとう・たくみ、精神保健福祉士・相談支援専門員)
年会費
正会員・賛助会員とも1,000円
  • 定款をご確認の上、会の趣旨に賛同していただける方は、どうぞ会員になってください。
  • 入会申込書にご記入の上、当会までお持ちください。
特定非営利活動促進法別表(第二条関係)に該当する活動
    • 一 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
    • 二 社会教育の推進を図る活動
    • 十 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
    • 十五 科学技術の振興を図る活動
    • 十七 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動

ACTとは何か ― ACTの特徴

ACTについての詳細は、このほか千葉県市川市・特定非営利活動法人リカバリーサポートセンターACTIPSのACTとはという記事がよくまとまっています。

ACT(assertive community treatment)とは、ひとことで言えば、重い精神障害を抱えて頻回の入院や長期入院を余儀なくされていた人々が病院の外でうまく暮らし続けていけるように、様々な職種の専門家から構成されるチームが援助する精神医療・福祉の仕組みです。その最大の特徴は、A子さんとB夫さんの紹介で描いたように、ほとんどのサービスを利用者の生活現場に出向いて提供する訪問型のサービスであるという点にあります。

ACTは、日本では「包括型地域生活支援プログラム」と訳されています。「包括型」と訳されている「assertive」は本来は「積極的」という意味で、積極的な訪問によってサービスを行うということを意味しています。それを「包括型」と訳したことは、翻訳としてはずいぶんと思い切った変更です。しかし、医療と福祉をあわせた「包括的な援助」を提供するのだという意味での「積極性」と考えれば、悪くない訳だと思います。医療と福祉が全く別々のものとしてしか機能していない点こそ、日本の精神医療・福祉の大きな問題だからです。

treatment」の訳についても、医療に限定された意味になってしまう「治療」と訳したり、旧来の措置的福祉制度を連想させる「処遇」という訳を採用したりせず、「生活支援」という言葉を選んだのは正解でした。なぜなら、精神障害者が地域で暮らしていくためには、病気そのものや障害そのものを問題にするのではなく、それらが生活をしづらくしているところに焦点をあてて支援すべきだからです。そして、生活に焦点をあてた援助である限り、病院や施設ではなく、その人の生活現場に出向く訪問によって行われなければなりません。

2007年まで厚生労働省の試行事業として行われていたACT(ACT-J)の精神科医であった西尾雅明が、ACTについての丁寧な解説書を出しています。しばらく彼の著書の記述にそって、ACTの具体的な姿を説明していきましょう。

ACTでは、個々の利用者に対して個別的で柔軟なサービスを提供することが大切な原則とされています。それを保証するために、ACTが持たねばならないプルグラム上の特徴が決まっています。これらの特徴は、世界的な標準モデルとなっているものです。西尾の著書に従って、これらの特徴を以下に列挙してみます。

  • ①従来の精神保健・医療・福祉サービスの下では地域生活を続けることが困難であった、重い精神障害を抱えた人を対象としている。
  • ②看護師、ソーシャルワーカー、作業療法士、職業カウンセラー、精神科医など、様々な職種の専門家から構成されるチーム(他職種チーム)によってサービスが提供される。
  • ③集中的なサービスが提供できるように、10人程度のスタッフからなるチームの場合、100人程度に利用者数の上限を設定している。
  • ④担当スタッフがいない時でも質の高いサービスを提供できるように、チームのスタッフ全員で一人の利用者のケアを共有し、支援していく。
  • ⑤必要な保健・医療・福祉サービスのほとんどを、チームが責任を持って直接提供することで、サービスの統合性をはかっている。
  • ⑥自宅や職場など、利用者が実際に暮らしている場所でより効果の上がる相談・支援が行われるように、積極的に訪問が行われる。
  • ⑦原則としてサービスの提供に期限を定めず継続的なかかわりをしていく。
  • ⑧1日24時間・365日体制で、危機介入にも対応する。

以上の特徴について、それぞれの解説は西尾の著書に任せましょう。私としては、精神障害という概念のとらえなおしと、それに基づいた従来の精神医療・福祉体制の批判という本書のテーマにそって、それぞれの特徴にコメントを加えてみたいと思います。

  • ACT-Kの挑戦 ― ACTがひらく精神医療・福祉の未来
  • 特定非営利活動法人リカバリーサポートセンターACTIPS『ACTとは

まんばの会

日時
毎月第2土曜日 午後3時30分〜午後4時30分

メンタルヘルスに関する情報提供の場。

相談時間は完全予約制です。まずはお電話をください。電話がつながらない場合はファクシミリをお送りください。

相談の形態としては、基本的にご自宅に訪問をさせていただきます。ご都合の悪い方はその旨お伝えください。

当事者家族と専門家による情報提供を行います。

予約制、1回1家族のみ。

定例会

日時
毎月第4土曜日 午後3時〜午後5時
場所
高松市栗林コミュニティセンター ☎087-835-5399 〒760-0073 香川県高松市栗林三丁目2番12号

どなたもおいでください。(参加費なし)

相談支援事業所EVEN

EVEN(イーブン)は障がい者総合支援法による相談支援事業の、計画相談・地域移行支援・地域定着支援を行います。すべて無料です。

相談支援事業とは?

障害福祉サービスを受けておられる方、また受けようとされている方は全て、相談支援専門員に計画を立ててもらうことになりました(計画相談)。

近い将来、それ以降の人生設計を相談支援専門員と一緒に考えましょう。

地域移行支援とは?

退院や退所を考えておられる方に、時間をかけてゆっくりと準備をしていきます。

退院、退所されてからも安心して新しい生活ができるよう、社会資源を一緒に探していきます。

地域定着支援とは?

退院や退所をされて後も、不安なことがあるかもしれません。

協力してくださる方をたくさん作って安心した生活が送れるよう、サポートします。